さてさて、仕事終了後・・・
上方落語情報誌「よせぴっ」を入手し、今日明日と何かやっていないかと眺めますと、番外編情報として「姉様キングス 和洋折衷ショー」があるじゃありませんか!!
1ドリンク付で2,500円。
以前から一度観たいと思っていた「姉様キングス」にやっとお目にかかれそうです。

なんじゃこりゃ?と思われるでしょうが、左がロシア楽器バラライカを手にした女流落語家の桂あやめ、右が林家染雀(そめじゃく)が女装している歌謡漫才なんですなあ・・・

梅地下泉の広場をあがって太融寺の角をまがると、そこは風俗系の無料案内所が林立する怪しげな地帯・・・場所がわかりにくく、そんなところをグルグル回ってしまいました。

(ちなみに左が泉の広場・・・ここをあがると松竹系の映画館があります。右が落語会もよく開かれる源融公所縁の太融寺です。)

「よせぴっ」では「泉の広場上がり太融寺を右折、3本目の右角」とありましたが、「3本目の右角」は無料風俗案内所やてっ!!
えらいこっちゃなあ・・・と4本目まで行ってみるとこんな行列がありました。

ここや、ここや!! 列の後ろに並んで入場を待ちました。
会場はこの地下にある「do with cafe」という飲み屋さん? 入り口でもらったチラシを読みつつ、ジンライムを飲みつつ始まりを待ちました。狭い店内にはどんどんお客さんが入ってきますなあ・・・変なおばちゃんの集団やお笑い好きの家族、カップル(それもあちら系もいたりして・・・)5−60人は来ましたかなあ・・・
落語家の桂三金さんも巨体で登場です。
ちらしにはこうありました。

ジェンダーフリー&ボーダレスな芸者ユニットコンビ、姉様キングスの半年ぶりのライブ。場所は兎我野町にある大人の隠れ家「do with cafe」。
今回は、世界で活躍するドラァグクイーンナジャ・グランディーバと、ロンドン帰りの夫婦漫才師、おしどり。さらにbeseよしもとで活躍しているUSA風ニート漫談のガリガリガリクソンが濃厚さと、華を添えてくれます。
第1部はおなじみ音曲歌謡漫才、そして第2部は、シャンソンショー。どちらも新ネタ、音ネタ、下ネタ!?たっぷりでお送りいたします。目に青葉、山ほととぎす、初姉キンをお楽しみください。』

阿呆陀羅経もよかったし、下ネタ満開のチョンコ節もようおました!!
ションソンショーでのパルナスの歌には涙しました。
ナジャ・グランディーバちゅうのはえげつないほどにいかついオカマで、成る程世界に受け入れられるような威厳ある踊りを繰り広げてくれました。横に座っていたそっち系のカップルは大喜びしてたわよ♪
おしどりは一人DVらしいケンパルのはりがね造形やパントマイム、相方の横山ホットブラザーズの愛弟子マコのアコーディオンが楽しい時間をつくってくれました。
やあ、楽しかったなあ・・・まったく受けないガリガリガリクソンも許してあげましょう、という寛大な気持ちになれましたな。


左がアラレちゃんの帽子をかぶったガリガリガリクソン・・・気持ちよくすべっていましたなあ。左が衣装替えしてのシャンソンショー・・・染雀さんが不気味!!

最後に出演者全員での合唱で楽しい時間は幕を閉じたのでした。

姉キンの二人の後ろにいる不気味なのが右からナジャ・グランディーバ、パントマイムで顔だけ白いケンパル、あやめ師になかば隠れているのが22歳と聞いて驚いたガリガリガリクソン

6月には加藤登紀子さんの生家である京都のロシアレストラン「キエフ」でディナーショーがあるそうですので、よろしかったら是非どうぞ♪