荻窪爆笑落語会 

昨日も今日(土曜)も、なんと肌寒いことか・・・14度しかないってどういうことでしょうかね。
昨夜は仕事がひけてから荻窪杉並公会堂(有名なところですよね。昔は「8時だヨ、全員集合」なんかが公開録画されていた)にタクシーで駆けつけ、「荻窪爆笑落語会」を聴きに行ってきました。
体調が悪いのに、タクシーに乗ってまで、落語会に行くなんて、バカだね〜
ところで、タクシー運転手が面白い人でね。浜田山出身なんだ。昔は駅前だって畑ばかりだったのに、とか、ここも畑だった、ここも、ここも、なんて言いながら走って行くんだ。そして、浜田山はなんで人気があるのかね、なんていいつつ、有名人も結構住んでいるらしいですよ、という話からビックリする名前が出てきました。

「彼女も浜田山らしいですよ・・・  松田聖子

松田聖子!! ふ〜ん、そういや娘共々最近見かけないけれど・・・彼女も浜田山にいるのかあ、しかしながら、といって親近感がわいてくる訳でもないのが不思議でしたね。

さて、「荻窪爆笑落語会」ですよね。この会は地元出身の昔昔亭慎太郎が企画したものだったようです。それで師匠の桃太郎師も出られてたんですね。
お目当ては桃太郎師でオマケとして瀧川鯉朝・・・

結果としてはグダグダなしまりのない、あえて言えば爆笑なき落語会でした。

昔昔亭 A太郎    犬の目

昔昔亭 慎太郎   ちりとてちん

瀧 川 鯉 朝   荒大名の茶の湯

お中入り

やなぎ 南 玉   曲 独 楽 

昔昔亭 桃太郎   勘  定  場



まず、A太郎がいけない。会場はほぼ満席、割合的には6ー7割がお年寄り、どうも朝日新聞販売所の招待の模様・・・ そこで、「いつになったらB太郎になるんだい、ってよく言われるんです。その次がC太郎でD太郎E太郎になるころにはお客様方は亡くなられてる方が多いでしょう」なんて笑いながら言いやがった。
客席どん引き・・・シシラシーンと寒いものが漂っていたね。
歩いて寄席に行くご老人相手ならまだしも、昼はデイサービス、夜はおじいちゃん行っといでなんて出掛けたホールでこんなこと言うなんて、こりゃギャグじゃなくてギャクタイだ!!
地元出身の慎太郎さんはなかなかの二枚目で東京のイケメン噺家スト2で表彰されたそうだ。なんだそりゃ?! まあ、声もいいし、これからがんばりゃいい噺家になるでしょうね。
お江戸の「ちりとてちん」はなかなか食えない話でしたが・・・
それにしても、「ちりとてちん」以降きたない話ばかりでしたなあ・・・
「腐った豆腐を食わす話」に「人の吐き出したお茶を飲む話」「うんこをカリントウと間違う話」って・・・どうよ!!
それだけに、やなぎ南玉師の曲独楽が爽やかでようございました。