阪急・・・ 阪神・・・

大阪も少しずつ変わっている。
阪神電車近鉄奈良線とつながったり、阪急と阪神がホールディングスをつくってジワジワと一緒になりつつある・・・てなコトは東京や他の地方に住んでいる者には全くわからん訳でたまに帰ってたまげることになるのです。
阪急梅田駅を下車したところ・・・

目の前にタイガースの看板!!!
まあ、なんやらのカードの広告にしろ、私には新鮮な驚きでした。
うしろの小豆色の阪急の車両とは違和感ありまくり!!!という気がします。ひょっとして大阪人はもう麻痺した、いや慣れてしまったのか・・・

今でこそ、大阪イコール阪神ファンという図式が信じられているが、昭和45年頃にABCラジオの朝番組「おはようパーソナリティ中村鋭一です」でのちに民社党参議院議員になったエイちゃんが、毎日毎朝、前夜のタイガースの勝敗に一喜一憂大騒ぎし、それが主婦層や通学前の子供達を洗脳していったのではないか、と私は思っているのです。・・・それまではそんなにタイガースファンは周りにいなかったような気がする。少なくとも目だっていませんでした。
家族を考えても、父は岐阜出身のドラゴンズファン、母方の祖父は巨人ファン、そして私は低学年の頃は巨人マークの帽子をかぶって通学していたものだ。高学年になる頃は、ファンかどうかはともかくとして「阪急ブレーブス子供会」にみな入会し、赤いHの阪急ブレーブスの帽子が学校でははやっていた。
また、少数ながら真のブレーブスファンもいたし、それより多く、南海ホークスファンもいましたね。

ホームでこの看板に驚き、えらいコトになってるなあ・・・とエスカレーターを右側に寄って降りていくと、地下でもハデなことになっていました。


考えれば、ホールディングスで阪神近鉄とつながったということは、経営的には阪急と近鉄もつながったワケで、かってはそれぞれが球団を保有していた電鉄会社が阪神タイガースをひとつのネタとしてごちゃごちゃと繋がっていると言う、なにやら不健全な様相を呈していると考えるのは私の頭の暴走か・・・
地下鉄なんば駅には男前の真弓監督がほほえんでいました。

まあ、今年こそ優勝してほしいんやけど・・・