東山界隈

昨夜、ちょいとしたヤボ用で京都入りして人生初の京都泊まりとなった。
もともと大阪に住んでいたし、今でも老母が暮らす実家が大阪にあるのだから京都に泊まる必要などないわけである。
宿泊することが決まったのはかなり最近でリーズナブルなホテルはドミトリー的なものしかなく、まあたまにはいいかとやや高めな蹴上のホテルを予約した。


今朝は早くに大阪へ帰る予定だったが朝散歩で南禅寺界隈を歩いて、人の少ない贅沢な光景の連続に我が散歩魂が感応してしまい京都を離れられなくなってしまった。
南禅寺境内とその周辺の別荘地を堪能し、調べると近くの将軍塚には吉岡徳仁のガラスの茶室があることがわかり足をのばす。
ガラスの茶室はどうも曇天の下では魅力半減のようだが、展望デッキからは天下人になったように京都が一望出来て気持ちよい。
高校生の頃、立身出世を目指す若武者が峠越えで京の都を目指す拙い漫画を描いたのだが、その若武者が京を見下ろすシーンを突然思い出して少し狼狽え、笑ってしまった。



岡崎の喫茶店はなふさでブレンドコーヒーを味わい、ホホホ座、善行堂とまわり大阪に帰る。










1 蹴上から南禅寺界隈への入口のトンネル「ねじりまんぼ」 これも渋い
2 南禅寺別荘地
3 そこに流れる水路 水量豊かで澄んでいる
4 南禅寺山門
5 山門からの緑が美しい
6 南禅寺塔頭の一つ 金地院か 雨に洗われ庫裏も美しい
7 青蓮院門跡青龍殿にある吉岡徳仁「ガラスの茶室」
8 ガラスの茶室がある舞台からの眺め