寒さと鍋と点と線

オフィスでは今日も少しクーラーが入っていてたが、退社して外に出ると一段と涼しくなっていて驚いた。
かしわに長ネギ、舞茸に豆腐を買い今年初めての鍋をつくり食べながら、日本映画専門chでやりだした1958東映作品「点と線」を見出す。

映画としてはともかくSLや各地の風景が面白い。脇役も魅力的だ。
福岡県警の刑事が加藤嘉で、警視庁の係長が志村喬、主人公役の南広(この年デビューで固くって主役になっていないんだな)の相棒が河野秋武香椎駅前の八百屋が花沢徳衛、産工省の部長が三島雅夫、犯人の安田商会の社長を山形勲、そしてその病気中の嫁を高峰美枝子が演じて唯一のスターなんだな、この高嶺美恵子が最後に青酸カリを飲むもんだから、どうしても「犬神家の一族」を思い出してしまう。
これを書く参考にウィペディアの「点と線」をのぞいたら、東京五輪のバレーボールの時間差攻撃は「点と線」にヒントを得たなんて面白い話多くて一読をお薦めする。(執筆中に清張が逃亡を謀ったが交通公社からは逃げられなかったって話は最高)


wikipedia「点と線」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%B9%E3%81%A8%E7%B7%9A