2006-11-28 出を待つ 歳時記 信濃つれづれ 今日は東京出張です。 塩尻のホームであずさの到着を待っていると、向こうのホームに真っ赤な除雪機がありました。 もうすぐ12月ですからねえ・・・。 前田青邨という日本画の大家がいますが、その作品のひとつに「出を待つ」というのがありました。能の舞台で出を待つ一瞬の緊張感を捉えた名作ですが、この除雪機を見て、冬の厳しい寒さを思い出すと共に、そのタイトルが浮かんだのでした。