松本「源智の井戸」 何を考えているのだろう

sampodow2006-11-27



松本市内には何箇処か、コンコンと湧き出している井戸があります。そのうち松本美術館裏手にある源智の井戸を訪ねました。あがたの森通りを深志神社のところで神社とは逆に北へ折れ(駅方面からだと左折す)ると一つ目の路地を左折、瑞松寺というお寺の横手にこの井戸はあります。生憎と道路工事中で雰囲気はぶち壊されていましたが、セッセと汲んでいる女性もいました。その横手から工事のおっさんがやおら水を飲んで、「山辺の水の方がおいしいね、そうじゃねえか」と女性に声を掛けていました。おそらく、「山辺の水」なんて知らない女性は完全無視の体勢でおっさんに接した為、おじさんは退却を余儀なくされたのでした。
井戸の端の方に、写真の変な像をみつけました。みザルの姿勢でありながら、手が目からズレ落ちています。それ程古い作ではなさそうですが、なんなのでしょうかね、このお方は・・・一体このお方はここにずっと座って何を考えているのだろう