朝夕涼しくなり候

DVDの無理な鑑賞をしていますと、窓から冷気が襲ってきます。
そうそう、暖房を付けようとエアコンのスイッチを入れてしばらくしますと、窓からの冷気をは別に、室内の方からも冷気が襲ってきました。

!!! なにぃ、このエアコンは冷房かい!! と冷房暖房の切替スイッチを探しても見当たりませんので、フロントに電話して「暖房にしてもらえませんか」と丁寧にお願いしました。
ところが、「暖房には出来ません。当面、する予定もございません」との回答!!
これは頭に来ましたね。「宿泊客が快適に過ごせるようにするのがホテルの責務ではないですか?」と「責務」なんて最近流行の文言で攻めてみました。なにしろ、今日だけではなく、9日まで宿泊する訳だし、前金で支払い済ですからね。
すると、別の男の人が出てきて、「申し訳ございません。毎年10月19日に冷房と暖房の入れ替えをします。本年もその予定です。例年この時期は暖かかったり、寒かったりと皆様にご迷惑をお掛けいたしております次第でして・・・」との話をされました。
私は「例年どうか知りませんが、年によって寒暖の差はあるでしょうから、日を決めるのも結構ですが、もう少しフレキシブルな対応をされるべきではありませんか?」と反論したところ、思いもかけない言葉が返ってきました。

「では、お部屋を替えましょうか?」

はあ?って感じですよね。

「部屋を替えれば少しは暖かくなるのですか?」

「はい、お客様の宿泊されておられるお部屋は最上階の北側の角部屋で、当ホテルでは一番寒いと思われます。」

おいおい、4連泊する客をそんな寒いお部屋に入れていたのかい・・・私はア然としつつも、

「そんなに違いますかね?」

「はい、かなり 差はあるかと・・・」

ウ〜ン・・・「明日の朝、部屋替えをお願いするかフロントでお話しします」と回答し、静かに電話を置きました。



どうする?ジャック