その後、お初天神こと露天神社へ詣でました。



 

商店街から続いた裏口から入っていきました。境内には至る所に梅が咲いておりまして、まさに天神さんという感じですな。
江戸時代にはここに森があり、そこでお初徳兵衛が心中しました、おなじみ近松門左衛門作「曽根崎心中」です。


『この世も名残り、世も名残り、死に行く身をばたとうれば、安達ガ原の道の霜、一足ずつに消えてゆく・・・夢の夢こそあわれなれ  あれ数うれば暁の 七つの音が六つなりて、残るひとつが今生の鐘のひびきの聞き納め・・・ 』
ええ文句ですなあ・・・

社務所にこんな古いレコードのカバーが飾られていました。
今や坂田藤十郎扇雀時代、美空ひばりとのデゥエットですね♪



本殿前の石柱には戦時中のアメリカ戦闘機グラマンからの機銃掃射の跡が不気味に残っておりました。



この境内の一角に今も昔も飲み屋街があるのですが・・・そのあたりの話はまた今度!!