夜の新宿三丁目 末廣亭から

今日もとてつもなく暑い一日でしたね。
午前中からうろちょろしようと考えていましたが、朝刊を取りに出てみると、出鼻をくじくようなジリジリとした日射しです。
日中は家の中でじっとというかだらだら過ごして夕方6時になってから新宿に出かけました。
来週から大銀座落語祭がはじまりましてしばし落語漬けになるんですが、先月の「松尾貴史横好き落語会」以来ナマの落語から離れていましたのでリハビリと称して出向いた訳ですな。
また、先の「荻窪爆笑落語会」のトラウマから逃れたいとの思いもございました。アレはヒドかったもん。
すんでのところで、東京落語が嫌いになるところでした。まあ、これもリハビリですわなあ〜


少し遅れましたのでお目当ての川柳川柳師のガーコン終盤でございました。高座で立ち上がって機械で稲をこく姿に拍手喝采でしたよ!!

川柳川柳    ガーコン


中入り


三遊亭白鳥   インド人そば屋


昭和のいる・こいる   ご存知!! ハイハイハイハイッの漫才です。爆笑!!


林家しん平   テレビ時代劇いろいろ


春風亭一朝   看板のピン


林家正楽    紙切り 相合傘・夏祭り・朝顔

 
三遊亭円丈   円丈愛犬シリーズ第一弾 やぶ椿の影で



いやいや面白かった!!
一朝師以外は新作ばかりでしたからね。一朝師も好感の持てる江戸っ子調子でまくし立てて結構でしたよ。
大トリの円丈師は新作の大家ですわなあ・・・着物の紋のところには黄色いスマイルマークが輝いておりました。隙間風吹く足立区の家族のもとに突然やってきた大きな毛むくじゃらの犬・・・なんともはや円丈ワールドに参りました。 m(_ _)m
白鳥さんは円丈師のお弟子さんで、紋はスワン、袖の部分も丸くスワン調になっています。池袋駅近くのかって住んでいたボロアパートの話で爆笑をとり、インド人が客引きをするそば屋の話に引き込んでいく様はなかなかにご立派!!
この師弟のCDでも買ってみますかね。

落語の有名なネタに「らくだ」というのがあります。長屋に住む「らくだ」という仇名のゴロツキが死んで、その兄貴分がらくだの葬礼をしてやろうと通りかかった紙屑屋を巻き込んでひと騒動起こすという、と言う内容なのですが・・・
白鳥の「らくだ」はアパートの部屋に本当のラクダの死体がある、という設定なんだそうですよ!!
一度、聴いてみたいなあ・・・

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17時からの夜席後半から入った訳ですが、場内満員!! また若い人が多いんだわ。終了してオモテに出ると、21時半から始まる末広深夜寄席(二つ目の勉強会 500円)を待つ若い女の子中心の長蛇の列に恐れおののきました。ナゼ?こんなに人が来るの?
やはりブームなんでしょうなあ・・・

それから映画「クライマーズ・ハイ」を観ようと新宿三丁目マルイ上の新宿バルト9に足をのばしましたが満席でアウト・・・
いやあ、なかなか「クライマーズ・ハイ」にたどりつけませんなあ。

アルタ裏の沖縄ソバ屋でオージー自慢のオリオンビールを飲みながらソーキそばを食べて新宿をあとにしました♪