この間、図書館で借りて楽しみつつ読みました。むしろ読んだというより見た、眺めたというほうが正解でしょうか? 田島氏撮影の噺家の写真を見つつ、談志師匠がその噺家の思い出を、またはその評価を愛情を持って語るという体裁の本ですからね。
- 作者: 立川談志
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1954(昭和29)年から翌55(昭和30)年かけて主に人形町末広で撮影されたモノクロ写真、円生に始まり志ん生・小さんで終わる噺家の写真の数々・・・いい表情してるんだよなあ・・・
特に先代の金原亭馬生・・・志ん生の息子で志ん朝の兄、というよりも池波志乃のお父さんといった方がわかりますね。その馬生の若い頃のイナセなこと!!
ホレボレしますね。
- アーティスト: 金原亭馬生(十代目)
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: CD
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写真はないかと探してこのCDを紹介しますが、私の知っている馬生はこういう人でした。もう「枯れた」というのを絵に描いたようなね!! でも若い頃は格好よかったんだなあ・・・ホントびっくりしました。
他に桂右女助がいいなあ。円生にしても小さんにしてもお爺さんになった姿しか思い浮かばないけど、この本では彼らも壮年期、ノリにノってる姿が拝めるのもありがたいですね。