Number729 早稲田力

こういう手がありましたか!! スポーツグラフィック誌ナンバー729号は「早稲田力」・・・
万が一にも早稲田OBではありませんが、表紙を見ているとウレシくなって買ってしまいました。(別にハンカチ王子のファンじゃありませんよ。)
ハンカチ王子の左には瀬古の姿が見え、ロス五輪での応援と落胆を思い出させ、王子の右手、ラグビー蹴球部の上にはWBCのユニフォーム姿のヤクルト青木とソフトバンク和田に挟まれて小さく我等が阪神タイガース鳥谷敬の姿が!! その上にはオカちゃんこと岡田武史サッカー日本代表監督、その右側に微笑む若き日の岡田彰布阪神監督!!
この号で特に面白いな、と思ったのは「同級生対談 岡田武史×岡田彰布」なんですね♪
この二人の岡田氏が共に大阪出身とは知っていましたが、初対面ながら同級生とはね!! 驚くべき話じゃないですか、皆さん!!!
この対談だけは永久保存版だな。年齢は一浪で岡田武史氏がひとつ年上ながら、お二人共、早稲田に憧れて推薦枠ではなく正面突破での早稲田入学、頭が下がります。岡田彰布氏は家庭教師をつけてもらってアノ野球の北陽高校で甲子園を目指しながらも1年生の時から週2回早く帰らしてもらって勉強していたというから驚きます。
学生時代のクラブによっての違いから話は監督論(サッカー日本代表監督とプロ野球阪神監督のマスコミ対応の違いが面白い!!まあ、プロ野球はほぼ毎日やからね。)に及んでいって興味深く読ませますよ!!お互いが新聞の見出しや電車の中吊りに「岡田」とある度にドキッとしていたちゅうのも面白い。
「なんやかんや言うて、会うのは初めてやなあ」というベタな大阪弁から始まり、岡田監督にとって岡田前阪神監督は(学生時代)どういう存在ですか?と言う質問に「スーパースターだもの。学部も違うから会うこともなかった。キャプテン会議にも出て来いひんし」と言えば前阪神監督は「なに、キャプテン会議って?そんなのあったの知らん」とトボけた回答、「あったんだよ。全部の体育会のキャプテン集まれってのが」とオカちゃんが解説する。野球部は特別やったんやなあ…
(昨日の近年になく絶好調であったサッカー日本代表のチリ戦、なにやら来年のW杯に期待を抱かせますが、今まで散々苦汁を飲ませられたコチトラ、そう簡単には信じられません。とは言いつつ、チリがどれほど本気だったのか、調子はどうであったのか?やっぱし日本遠征なんて一軍半じゃないの?とか疑ってしまいながらも「ひょっとして!?」と思う自分もまたいるのです。皆さんはどう思われますかね? いやいや、そういう話ではなくて岡田監督が「(大阪長居シタジアムで開催される)チリ戦に招待しますよ」と言い、岡田前阪神監督が「(スケジュール空いてるんで)ほな行くわ」と軽く言ってるんですよ。でも行ってへんのやろなあ…)
早稲田OBの方はもちろん、そうじゃない人も一度書店で手にとってみられては・・・。

あと、早稲田の各クラブの部章も格好いいなあ・・・(P45に一覧が載ってますよ)








付録 この間、神宮でもらったタイガース応援歌一覧より『鳥谷 敬』


夢乗せて はばたけよ 鋭いスイング魅せてくれ

さあ君が ヒーローだ 鳥谷 敬

「かっとばせー とーりーたにー」