早稲田大学会津八一記念博物館「サムライの美学 甲冑師明珍宗恭とそのコレクション」

早稲田大学會津八一記念博物館では、10月18日まで「サムライの美学 甲冑師明珍宗恭とそのコレクション」が開催されてまして、今週月曜日に行ってまいりました。入場料無料というのがありがたい!!
この博物館では甲冑師の明珍宗恭氏から日本の甲冑資料の寄贈を受け、その初披露の展覧会として、明珍氏が収集した甲冑部位資料と、出雲文化伝承館所蔵白糸威大鎧など明珍氏復元の大鎧が展示されているのです。
そもそも、この展示会を知ったのは先週月曜日の日経新聞でした。日本一有名な甲冑製作の名門明珍家に生まれ、明珍家最後の甲冑師となった宗恭氏が寄稿されていたのです。そこでは日本画前田青邨氏の紹介で協力することになった黒澤明監督との思い出も語られていたのです。氏は「七人の侍」や「蜘蛛巣城」の甲冑製作をされたのです。
この展覧会では氏製作の大鎧が素晴らしかったのはもちろんですが、氏のコレクションである甲冑の残欠の美しさに目を奪われました。



この早稲田大学会津八一
記念博物館では会津八一コレクション―これも想像以上にボリュームがあり素晴らしい骨董類―も見ることが出来、重文級の建物も合わせて必見ですね。