高田馬場から目白へひと駅散歩

昨日は三越前から高田馬場へ出て、山手線を池袋方向にひと駅、目白まで散歩しました。
北側の早稲田口を出て、さかえ通りを右折すると神田川へ出ました。

深い川ですね。橋を渡ると白樺の樹が1本ありました。新目白通りに出て真っ直ぐ進もうとすると丘の斜面に桜が満開でした。


この丘が目白ケ丘なんでしょう。
坂道を上っていきますと、左手の眼下に池のある公園が見えてきました。

おとめ山公園といい、江戸時代には将軍の狩猟地で立入禁止(御留)でおとめ山と言うんだそうです。
その先の小さな階段を右折しました。

立派な塀に囲まれた道を進むと・・・

「目白クラブ」とありました。それにしても立派な建物ですね。
1928(昭和3)年竣工の旧学習院昭和寮として建てられた建物で、現在は日立製作所の所有で、結婚式場などで使用されているようです。

実は今回の散歩のメインの建物もここからスグのところにありました。
フランク・ロイド・ライトの愛弟子遠藤新(あらた)晩年の設計となる目白ケ丘教会です。




先日、遠藤新の本を読みまして行ってみたくなりました。
連なる窓などライト風のデティールも残しつつも全体的な印象はシンプルでありながらもどっしりとした、安心感を与えてくれる教会ですね。
ここから、北へ500m程歩くと、もう目白駅でした。



この駅も好きな建物ですね。