ようやく「ルーシー・リー展」に行けました。
昔、毎月のように通った東洋陶磁器美術館に久し振りで足を運びましたが、館内は行列が出来る大入りです。基本的には並ばずに空いているところから見て周り、並んでいるところも、その後ろから眺めるという鑑賞スタイルで館内を回遊し堪能出来ましたよ。
独創的な瑞々しい感覚には大いに刺激を受けましたね。
そのオリジナリティなフォルム、その独特の釉薬の使い方・・・ルーシー・リーはその前にも後にも彼女しかない単独峰として陶芸の世界に屹立していますねえ。
余芸を超えたボタンや装飾品も素晴らしいものでしたよ。
【ルーシー・リー】
1902年にウィーンで生まれた彼女は第二次世界大戦前に亡命を余儀なくされてロンドンに移住、1995年で亡くなるまでその地を拠点として多くの独創的な陶器を作成し続けました。
このポスターのレタリングも面白いですね。「展」の字の一部がルーシー・リー作のボタンです♪