会社を出るのが遅くなってらくごカフェへ行くと奈々福さんの声が廊下に聴こえてきた。「奈々福・太福の浪曲うかれナイト」に来たのだ。ところが満席だと断られてしまう。
無念なり、とその思いのままに食べに行くのはやめた方がよい。キッチン南海でカツカレーをヤケ食いしてしまったではないか。(まあ、御飯はだいぶ残したけどね。)
外に出てから中入りの時にでもカフェの青木さんに挨拶出来ればとらくごカフェへ引き返すと、青木さんはいないが、キャンセルが出たのでとトークから入れてもらえた。
トークでは討ち入りの日に太福さんも文楽仮名手本忠臣蔵の通しに行かれたそうで、先に行かれていた奈々福さんと文楽談義になったのが楽しかった。
奈々福さんは人形遣いが3人に太夫・三味線の5人でひとつの人形に息を吹き込むなんて凄く贅沢だと思いませんか?と力説され心の中で大拍手を送る。
続いての浪曲

玉川太福 三遊亭白鳥作「任侠流山動物園より流山の決闘」

11/20内幸町ホールでの「任侠流れの豚次伝」で聴いた「掛取り上野動物園」の続きにあたり、まあこの「任侠流山動物園」の一番有名な部分だぞブヒ。
豚次の愛嬌あるキャラクターを自由に操る太福さんを聴いていて太福さんは「度胸と愛嬌の人だなあ〜」とつくづく思ったのだった。残念ながら節はそれほどうまくないけれど、これからも聴いていこうと思う。

終演後に明村夫妻他と神保町の酔の助で打上げしていたら、横のテーブルに奈々福さんとみね子師匠、それに後援会幹部の方々が座り、あれまーと一同びっくりな夜となった。


「奈々福・太福の浪曲浮かれナイト」はこのところ満席が続いているそうだ。こりゃ浪曲が来ているのは間違いない!!