2022年もコロナの日々 そんな正月

あけましておめでとうございます

たって相変わらずのコロナ禍で「めでたさも中途半端なおらが春」である。

1月1日(土)寅年元旦。お節料理と雑煮で祝う。午後、末弟のり玉来て、仏日寺の父墓から五月山山頂の母方F家の墓参りをし、甲山ののり玉宅できりたんぽ鍋などをご馳走になる。末弟の長男R太君の子供、三つ葉ちゃんには初対面、曾孫に初めて会えた母は喜んでいた。

1月2日(日)母は例年通り洗濯はじめ、私はここ数年恒例としている畑天満宮へ初詣に行く。

1月3日(月)夕方横浜の弟夜明が来て佐賀牛すき焼き。これが年1度の贅沢といえる。佐賀牛の一番高いのを年末阪急百貨店地下で買ってきたやつである。至福の満腹である。

1月4日(火)落語会「気分はご参詣」か初春文楽か悩んで文楽へ。コロナ対応のブツ切り3部制のうち2部の「絵本太功記」へ。「夕顔の段」「尼崎の段」とよくやるものの前に本能寺の発端になる「二条城配膳の段」がつく。大阪でも10年振り。私は若き日に見た「絵本太功記」通しの際に見ているハズだが記憶になし。やはり安土からの通しを希望するな。なんばまで歩いて、途中梅田の古本街のぞいてから帰宅。

1月5日(水)早いものでもう東京へ帰る日だ。12時発のANA。

コロナの日々 とりあえず12月忘備録

なんだか時はすぐに流れてしまって困る。先の記録以降の12月の日々を忘備録として記載します。

 

12月5日(日)12時久々の股旅同盟3人、谷中鷹匠で待ち合わせ蕎麦手繰ってから駄々猫一箱があるひるねこBooksへ。客で来たつぐみ文庫さんとも再会。その後、さるえ堂とタナカホンヤ古書ほうろうと回る。

12月6日(月)16時早退しちんとんしゃん行き。K井さんにT本さん、それに沢Nさん。後、北口の鳥渡へとハシゴ

12月7日(火)テレワークで全く外出せず。

12月8日(水)雨なれど出社。品質の会議であった。

12月9日(木)テレワーク。何もなし。

12月10日(金)テレワーク。飲みに行きたくなり西荻バルのぞくと休み。がらしは満員で酒房高井へ。その後がらしへハシゴ

12月11日(土)文楽DAY。平河町の可否道で待ち合わせてGO。お軽勘平抜きの仮名手本、彼らが必要なことがよくわかったよ。

12月12日(日)アメリカの竜巻ニュースに驚愕する。吉祥寺散歩、歩いて井の頭公園に出て、バサラブックス(初めて)から一日と古本ハシゴ。その後、TBSラジオ「東京ボッド許可局」でやっていたお菓子のまちおかで1,000円買うというのをやってみる。これは楽しく、帰宅後食べ過ぎた。子供か!

12月13日(月)晴れ。テレワークwithややブルーな気持ち.夜、ちんとんしゃんから大阪のちりとてちんのお客さん来ていると連絡入り駆け付ける。お会いしたことのなかった方だったが打ち解けて楽しかった。

12月14日(火)出社日。寒い。最高気温6度。14時頃、北の空に虹。夜、西荻どんで飲み会。近所の夫婦と3人だが以南会と決め、今後も飲み会することとした。楽し。

12月15日(水)札束で顔を叩かれたような森友裁判のニュースに呆れる。テレワーク。なんだか夜寝付けず、ホットウイスキーを飲んだ。グビグビ。

12月16日(木)出社日。午後ヒ〇〇来社、その後タカ〇〇WEB打合せ。40%程度は出社せねばならないため、私は会議や打ち合わせのある日に出社しているのです。

12月17日(金)テレワーク。知らぬ間に1日過ぎていった。

12月18日(土)塩山行き。O師匠と共に。この日のことはもう少し内容を後日書きたい。

12月19日(日)たけ平落語会。双蝶々通し也。自宅では年賀状地獄の釜開く。

12月20日(月)テレワーク

12月21日(火)今日もテレワーク

12月22日(水)昨日も今日もテレワーク。母の年賀状を昼休みにレターパックで送る。

12月23日(木)当然テレワーク、ただ午後休みとり神保町らくごカフェへ愛山先生聴きに出かける。(12/6の飲み会で知り合ったチムイムさんから譲ってもらったのだ。)愛山先生は「赤垣源蔵徳利の別れ」と「三河義士伝 敵の倅」の2席。

12月24日(金)出社日。退社後、ちんとんしゃんからペリカン時代とハシゴする。

12月25日(土)13時のANAで帰阪。夜は母の焼いた鶏もも肉照焼にかぶりついた。

12月26日(日)岡町南天の会で落語おさめとする。終わってから久々のちりとてちんで落語仲間と忘年会といっていいかな、楽しく飲む。落語会の前に岡町散歩したのもよかった。原田神社から瑞輪寺、大塚古墳。落語会は、笑福亭大智「子ほめ」南天「盗人の仲裁」雀喜「帰り俥」中入り 南天茶の湯ねこまんま漫才(ねこまんま南天と雀喜の漫才コンビ

12月27日(月)大阪テレワーク。20時まで残業となった。

12月28日(火)この日は極秘行動の日であった。恥ずかしくて書けない。

12月29日(水)京都行く。虎石町の洋食オガタでハンバーグ食べるつもりが予約満席で放浪、京都御所に久しぶり入ってからバスで銀閣寺道へ。善行堂横のgoreyで野菜カレー食べてから善行堂でのんびり。たくさんの本を買う。バスで四条河原町に出て満員ケムケムの京極スタンドで一杯やってから大阪へ。阪神百貨店古書市にも寄ってから阪急地下で正月買い出し。佐賀牛すき焼き肉、鴨肉、鴨ハム、棒鱈などなど。

12月30日(木)石橋の花屋に正月の仏花、お墓の花を買いに行く。この花屋の店先にはいまだに朝ドラ「スカーレット」のポスター貼ってて何故かな?と思っていたら戸田恵梨香の親戚だそう。その後、父の墓参りや掃除した日。

12月31日(金)アプロに祝い鯛を石澄川沿いの和菓子屋光楽堂に丸餅買いに行く。来年90歳になる母はお煮しめくらいしかつくらなくなり、のんびりと紅白を見ていた。終わってから仏日寺の除夜の鐘&初詣へひとりで出掛けた。今までは母と行っていたが去年からコロナ禍でもあり私だけで行くことになった。鐘撞きも振る舞い酒も去年に続いてなし。

散歩堂12月一巻の終わり。

 

コロナの日々 大阪から戻ればあっという間に師走だ。

11月28日(日)

早起きして帰京準備。(しかしパソコンのコンセント忘れ送ってもらう始末だったのだが)

10時にタクシー来てもらって伊丹空港へ移動、荷物を預けて11時のANA羽田行き搭乗。小さい機体ゆえ満席である。

羽田から13:10発吉祥寺行きリムジンバスで帰宅。伊丹空港の551で買い求めた海老焼売を大家さんに土産としてお渡しする。

11月29日(月)

出社日。溜まった郵便整理後、月次締め作業に突入する。帰宅後は実家近くのスーパーアプロで買い求めたきつねうどんを食す。ああ、大阪うどんなり。

11月30日(火)

出社月次締。17時半過ぎに仕事終わらせて亀戸へ急ぐ。白酒・三三二人会@カメリアホール

扇ぼう 転失気

三三  加賀の千代

白酒  替り目

中入り

白酒  浮世床

三三  火事息子

お煎餅とお団子のように個性の違う良い二人会であった。相乗効果があり転がり続ける。軽い加賀千代から落ちまでたっぷりの替り目、中入り後は逆に軽く抱腹絶倒の浮世床から冬空に紅蓮の焔が見えた火事息子と満足度高かった。

終わってから、岡武師匠とK姐さんと東陽町のマーブルまで移動し少し早い忘年会、これも楽しく終電まで長尻してしまいました。N先輩が来られなかったのが残念。


12月1日(水)

さても師走ニテ候。月締め本番ニテ御座候。富士山がよく見えるようになった。20時過ぎまで残業。夜はコンビニサンドイッチですます。


12月2日(木)

出社して月次締めに励む。台輪在庫系以外終了せり。なんだか今日は水曜日だとばかり思い込んでいて、同僚に明後日も出社するの?と訊いて驚かれた。


12月3日(金)

月次の尻尾完了。会社近くからバスに乗り荻窪に出て、高円寺のちんとんしゃんへ。ひとり月次の打ち上げなり。カレンダー持参。


12月4日(土)

浅草木馬亭の「玉川奈々福おはようライブ ほとばしる浪曲」へマキさん誘って行く。客席に阪大N先生おられてご挨拶。

誉れの三百石 奈々福 曲師:沢村豊子

五月一朗先生が演じておられた赤穂義士外伝で、今までの奈々福節とは少し違い、話も良くこれから何度も聴くのが楽しみな一席であった。終わってから仲間内で水口食堂に流れて昼からビール飲んで打ち上げ。食後散会して銀座線に乗るKさんと一緒に上野まで話しながら歩いた。途中、はなし塚のある本法寺と寄席発祥の地の石碑がある下谷神社に立ち寄った。

帰宅してもまだ明るいし、紅葉を求めて散歩に出て荻窪大田黒公園まで足をのばした。有料ライトアップを見たら池に紅葉が映る様があまりにも美しくて息を呑んだ。駅北からバスで帰宅。



コロナの日々 このところはこんな感じ の続き

 

11月21日(日)京都行き

昼から京都行き。阪急沿線に住むと京都も神戸も行きやすくてありがたい。柳馬場押小路の洋食おがたに入ろうとしたが昼の時間が終わったばかりだった。もう少し早く家を出るべきだったな。ハンバーグ腹になっていたのだが、近くの出石庵で出石そばを手繰る。これもまた旨し。レティシア書房に立ち寄ってから善行堂へ。詩仙堂でも行こうかと思ったがその時間なし、しかし銀閣寺道バス停から善行堂まで歩くだけで少し京の秋の風情が楽しめた。善行堂では善行さんとじっくり語り合い、お薦めの本をたくさん買い求めた。善行堂近くのバス停は人でいっぱいだったので出町柳まで歩く。京大構内の銀杏が美しい。出町柳でジャズ喫茶LUSH LIFEでしばし寛いでから、京阪で淀屋橋に出て阪急豊中駅で途中下車し、居酒屋「輝」の暖簾をくぐった。

大阪の落語仲間のとみさんと待ち合わせていたのだが、随分前から飲まれていた様子で既に出来上がっていた。大声で維新批判なんかしゃべられるんで少しひやひやする。追いつこうと一生懸命三岳ロックをがぶがぶやったが追いつけないままに終了、タクシーで帰る。途中でとみさんは降りたがその際千円と間違えて万札を置いてゆかれたのだった。降りる際に運転手さんからのお釣りで気づいて大いに驚いた。

今日買った本。 レティシア書房 庄野順三「葦切り」「庭の小さなばら」(母が最近庄野さん読んでいるためなり。「庭の」はこの後わたし大阪にいる間に読了)

善行堂 寺島珠雄「どぶねずみの歌」中村昌義「静かな日」正岡容「随筆 寄席行燈」それに「ぽかん 09」「夜泣き 第十九号」 井口淳子「送別の餃子」(灯火舎)新刊

 

11月22日(月)

大阪実家でテレワーク。外出もせず。

 

11月23日(火)祝日なり

昼ごはんを池田五月丘に住む叔父(母の従弟だが)夫婦と池田鉢塚のふぐ好で食べる。ビール少し飲む。叔父は護憲派であるが移民の話をすると日本に移民が入ることに抵抗ある様子であった。

 

11月24日(水)

今日も実家テレワーク。夜、1万円返しに豊中へ行く。立ち飲みの前沢からBar CHETに流れる。後者で飲んだマルスウイスキーが嬉しかった。

木村紅美「あなたに安全な人」読了。コロナ禍の閉そく感が熟成されて出来上がった小説と感じた。未だコロナ感染者が発生しないゆえに余計ピリピリしている東北のおそらく岩手県を舞台として、東京から帰郷した主人公の女性と、彼女に清掃の依頼を受けた同じ様に帰郷し家族に抑圧されながら暮らす男性とのストーリーが不思議な感覚で紡がれていく。

 

11月25日(木)

実家テレワーク。議事録作成で少々残業となる。一生懸命デスクに向かう姿を老母が心配そうに見ておった。夕食は焼き鯖・白天・小松菜と薄揚げの煮物・しらす大根。

 

11月26日(金)

今日まで実家テレワーク。昼には買い置きの鰻が出てきた。ご馳走だよ。六甲に沈む夕陽が低く垂れこめた雲と山の端で輝いて美しかった。

 

11月27日(土)

午後から大阪・太融寺へ桂南天の会へ出かけた。

文五郎 阿弥陀池

南天 南天謹製小噺

南天 へっつい盗人

中入り

由瓶 じゅうにゅう邸弁当

南天 仔猫

 

コロナの日々 このところはこんな感じ。

11月17日(水) 岡崎武志著「ドク・ホリディ 暗誦するハリウッド」読了。WEB連載時に読んだハズだけど初読のように面白かった。岡崎さんが興味をもった本や番組や散歩の数々を追体験したくなってくる一冊。

 

11月18日(木) 仕事終了後、成城のアトリエ第Q藝術での笑福亭喬介独演会へ行く。

喬介 牛ほめ

ごはんつぶ 秘密の暴露

喬介 兵庫船

喬介 崇徳院

マクラ山盛りの古典3席。合間に入った天どん師の弟子ごはんつぶさんもいいアクセントになって楽しめた。古典本来の笑いと、喬介ワールドのテンション高い笑いの落差が箕面の滝ほどありそれが心地よく、大いに楽しんだ。

 

11月19日(金)

14時で早退して準備し帰阪。羽田18:00発の予定であったが、使用機到着遅れで実質飛び立ったのは19時くらいになってしまった。待っていた母と夕食を共にする。

 

11月20日(土)

句会の予定であったが延期となり日があいた。最初の予定は20日句会・21日住吉大社行き・23日京都善行堂行の予定であったが狂ってきた。住吉大社へ全国一ノ宮巡りで行く元同僚にメッセンジャーで連絡とったら、「今住吉大社に向かっています」とかえってきて大いに驚く。訊けば「21日が間違いで本当は今日だが(私が)連絡ないので来ないのかと思い向かっている」と言うではないか。かなんなーと思いながら住吉大社合流は諦めて恵美須町で合う段取りを決めて動き出した。恵美須町でかすうどんを食べていた元同僚と合流し松屋町筋から源聖寺坂から生魂さんに向かうが16時閉門、そこから高津神社へ移動して雰囲気を堪能してもらった。歩いて道頓堀に出て、なんばからリムジンバスで空港に向かう彼とはそこで別れた。

堂島に出て「本は人生のおやつです」に1年振り近くで顔を出す。お客さんもおられず喋り倒す。12月12日で閉店し、来春は兵庫県朝来にお店をオープンされるという。特急こうのとりに乗って行かなくちゃ。南陀楼綾繁著「古本マニア採集帖」と大阪市政を糾弾する本を購入した。

コロナの日々 このところはこんな感じ。

あっという間に時間は経っていく。

11月10日(水) 仕事早く片付けて大和田渋谷伝承ホールの「吉坊ノ会」へ駆けつける。

 

吉坊 風の紙送り

吉坊 死神

中入り

小すみ 音曲

吉坊 貧乏神

 

神様3題とは面白い企画!小すみさんもオーソレミヨ歌ったりやたらテンション高くて神がかっていたんで神様4題だったかも知れない。「死神」はスタンダップのナオユキさんが考案したものだそうで、なかなかシュールで面白い。これから益々こなれていくのではなかろうか。貧乏神の哀れさも楽しく、なんだか今の時代にフィットしてきたように感じた。打ち上げせずひとり急ぎ帰宅した。

 

11月12日(金) 仕事が予想外に早く終わりストレス解消に飲みに出る。高円寺ペリカン時代ではマスターと「黄色いやづ」のすばらしさを語り合いつつ角ハイでカジキマグロソテーを食す。ちんとんしゃんにハシゴしたら先週も金曜日だったゆえか同じような面々で仲良く飲んだ夜。

 

11月13日(土) 西部古書会館での「BOOK&A」に顔を出し、唐木順三の「良寛」他を買い求める。岡崎さんと落ち合い食後に荻窪からバスで世田谷文学館へ「谷口ジロー展」を見に行く。氏は赤旗取材なり。谷口ジローは画風が肌に合わずあまり読んでこなかったが、これだけ一同に集まると壮観であり漫画家ひとりの人生がそこに全て晒されているように感じた。なにか読もうかな、と岡崎さんにお薦めを聞くと「歩くひと」がいいと。「セリフも少ないし、丁度いい」。このあと南大沢の古本市に行く予定だったが岡崎さんお疲れの様子で荻窪へ向かう帰りのバスの中でお別れし高井戸で途中下車した。

 

11月14日(日) 昼前から東武東上線の上福岡へ。かなり遠い。帰りに路線図みたらあと2駅で川越だったんで驚いた。上福岡では公園でコンゴ人のジャックからリンガラ語を習った。やや込み入った経緯がありその理由はまたいずれ記したいと思う。池袋経由渋谷に出て井の頭線で帰宅。

 

11月15日(月) 11時半よりインフルエンザ予防接種。

月日はほうき星の如く去り

月日はホウキ星の如く去り、緊急事態宣言もどうやら菅首相を道連れに去っていった様子だ。

昨日から居酒屋なども酒が飲めるようになって、バブル時代のボージョレヌーヴォー解禁日を思わせる賑やかさらしい。らしいというのは未だ勤め人の私は会社の月次締め作業が中間決算ゆえ日曜日中に終わらせろという命令のもとで働き詰めで暖簾をくぐる、格子戸をくぐるなんてコトから無縁だからなのであーる。