鈴本演芸場余一会「上方落語染丸の会」


昨日は仕事が終わってから上野まで遠征しました。杉並区浜田山から上野まではやはり遠いですね。お目当ては上野広小路鈴本演芸場での余一会「上方落語染丸の会」です。


鈴本では31日を余りの日として、色々な興行をされているのですが、3月には以前から染丸師匠が呼ばれてまして、去年だったか一昨年からだったか、一門会をされているのでした。
来られるかどうかわからなかったので前売りは買わず、当日券勝負!! なんとか数席程度ありまして座ることが出来ました。
といっても、染丸師匠の噺2席しか聴くことが出来ませんでした。

林家 染吉 「 つ る 」

林家 染弥 「おごろもち盗人」

林家 染丸 「軒 付 け」

中入り

三増紋之助  曲  独  楽

林家 染丸 「立ち切れ線香」


「軒つけ」の「うなぎでお茶漬け」と繰り返して笑わせる、いわゆる上方のクドイところのノリが悪く、染丸師匠もやや苦戦・・・。
「立ち切れ」は貴ノ庄のおかみさんがニンにおうてよろしおました。やはり米朝系で聴きなれているので、番頭はどうしてもくらべてしまう。
番頭が自分が預かる蔵の鍵を例に出して若旦那を諌めるところが染丸バージョンにはないのでチト物足りなさを感じてしまう。
それにしても、時々、白湯を飲む仕草がうまいこと決まってはりましたなあ・・・

あと三増紋之助のトトロも登場する独楽も素晴らしいものでしたよ。