1月31日(土)付の朝日新聞によると鳥インフルエンザのヒトへの感染がひろがっているという。
1月に北京で買ったアヒルを調理した19歳の女性が鳥インフルエンザに感染し亡くなったというニュースに驚かされたが、それはほんの一端でしかなく、アジア全体に広がっていることがわかり、慄然とさせられた。
WHOによる1月27日現在の「主なアジア各国の鳥インフルエンザ(H5N1型)感染者数」によると・・・
中 国 37 (25)
タ イ 25 (17)
ベトナム 107 (52)
カンボジア 8 (7)
インドネシア 141 (115)
なんと、合計318人にのぼり、(数字)は内死者数で、計216人、なんと68%の死亡率ではないか!!!
カンボジアやインドネシアで完全にとらえきっているとは到底思えず、実はこの何倍にものぼる患者が存在する可能性があるのではないか。実際、ジャカルタ発の署名記事で、インドネシア政府は「国の評判を落とすとして感染死が判明しても即時に発表しない方針をとっている」等、情報提供のあり方が問われているという。
今、日本ではインフルエンザそれもA型が蔓延しているようだが、それがH5N1型に置き換わったらと思うと、仕事なんか手につかなくなってしまう。
特に、この旧正月での中国内及び華僑の方の大移動が、パンデミックの引き金にならないかと不安である。
ところで、日本でも妻夫木聡主演の「感染列島」がジワリとヒットしているようだが、私としては、むしろ少し前のアメリカ映画「アウトブレイク」を思い出す。
ダスディ・ホフマン主演のこの映画を今こそ見直す時なのかもしれない。
監督がウォルフガング・ペーターゼン!! 「Uボート」で世にでたドイツ人監督で、他の作品「ザ・シークレットサービス」(クリント・イーストウッド好演)「エアフォース・ワン」等面白い作品が多い。
アメリカ政府が軍事用に開発した病原菌に感染したサルがペットとして密輸され、そこから感染が拡大していく。保健局が拡大阻止に動くが、協力する軍には別の思惑があるのだった…
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