政権交替か 


近くの小学校へ行ってきました。
もちろん投票にですよ。
選挙ポスター掲示板で唯一笑っていない、歯を見せていない候補者に投票しました。
あ、そのポスターで選んだわけじゃないですよ!? その候補者に投票しようと決めていましたからね・・・
歩いて、もしくは自転車で投票所に三々五々に有権者が投票に訪れる光景は素敵ですよね。
いつも選挙の度に思い出す光景があります。検索してみたところ、2006年8月6日付の散歩堂の日記で、その光景を書いておりましたので引用します。(その日は長野県知事選の投票日でした。)



『もう、20年以上も前に会社の仲間と十津川村の谷瀬に宿泊したことがありました。
早朝、ひとり早起きしてしまい、朝靄の中、散歩していると、谷底の方の家から前かがみのお爺さんが出てきて、よぼりよぼりと谷底の方から私の歩いている道に向かって登り出しました。散歩かな?としばらく眺めていましたが、道路に登りついてからも随分遠くまで歩いて行かれました。その時は「結構健脚な爺さんだな」と感心して宿へと戻ったんです。
やがて、みんなで宿を出て、車を走らせていると、街道沿いの公民館にひとが集まっていました。選挙だったんですね。その中に先程のお爺さんもおられたのでした!! 丁度、投票を済まされて、よぼりよぼりと帰路につこう、とされていた時だったのです。
私は、その光景を目にして、「これこそ民主主義が生きている姿だ」とひとり感動したことを今でも選挙に行くたびに思い出します。』