JR京都駅界隈

今日30分程度の時間が出来ましたので、京都駅の北側をぶらりと散策して京都情緒を探しました。
この辺りは何度も歩いたことがあり、地図がなくてもなんとかわかります。それに京都タワー東本願寺西本願寺というランドマークがありますからね。

京都駅前の関西電力のビル・・・これが魅力的です。

このビルの手前を左折し、しばらく行ってから細い道を右折すると、その道が油小路通りです。すぐにあるお寺が本光寺という日蓮宗のお寺で、新選組より抜けて御陵衛士となった伊東甲子太郎新選組の手にかかって絶命したのがこの門前です。

もう5年以上前でしょうか。呼び鈴を鳴らすと腰のまがった庵主さんが出てこられて、詳しく説明をしていただきました。それによると当時の門はもう少し内側にあって、今は門内にある門注石(お題目が書いてあります。)にもたれ架かって絶命したそうです。
今日、門の呼び鈴にはガムテープが上から貼られて、「決して鳴らしてはならぬ」という風でございました。
新選組は甲子太郎の遺骸をこの通りに放置し、取りにやってきた御陵衛士新選組が襲ったのが「油小路事件」です。
他にも天満屋事件という新選組関連の事件がこの油小路通りで発生してまして、石碑もあるハズですがわからぬままに通り過ぎたようです。

この通りにも古い民家が何軒も残ってましたが、その一軒に油屋さんがありました。店先で油かすを売られてました。
油小路通りに油屋さんがあるのも面白いですよね。昔はこうしたお店がたくさんあったのでしょうか。
この道を進むと広い七条通りに出ます。ここを渡ってしばらく行けば西本願寺門前町です。

少し見物がてらにこの道を歩いて、西本願寺方向へ行きたかったものの、時間がないので逆方向へと曲がりました。
すると、桜!桜!桜!!!

二宮金次郎の像があったのは植柳小学校です。この学校を過ぎた西洞院通りを右折して京都駅へと戻って行きました。
この通りにも古い民家がところどころ残っていましたよ。

ほんの少し歩くだけでも京都はやはり面白いですね♪