御茶ノ水から神保町へ


日曜日には御茶ノ水から神保町まで散歩を楽しみ、その後に落語を楽しみました。
まずは聖橋の上から神田川にご挨拶。
まっすぐ南にくだればニコライ堂ですが、少しクランク。


駅南を西に進みひとつ目の角を左折、するとニコライ堂の西側…普段あまりお目にかからない姿が拝めました。


言わずと知れたロシア正教の聖堂と思いきや、日本ハリスト正教会の聖堂と言うべきだそうです。
関東大震災で大破し、修復されていますが重要文化財です。
山田風太郎の小説で舞台になっていますよね・? 何でしたっけ?


ニコライ堂を一周するかたちで西に向かいました。
やはり大学の町ですね。


 
建物がユニークな日本大学明治大学。(この間に中央大学の記念館もありました。)
この日本大学から明治大学に向かう途中の道が雁木坂というそうで、今ではなだらかな道ですが明治時代には急坂で木が段々に埋め込まれていたそうです。その木が雁木。
明治大学の手前、杏林病院の角に石碑がありました。

 

大久保彦左衛門の屋敷跡。
昔は一心太助とのコンビ?で映画なんかによく登場していたものですが、
暴れん坊将軍」「遠山金さん」「水戸黄門」に大差をつけられ忘れられようとしていますね。

明治大学横の道は街路樹が繁っていて夏なんか過し易そう・・・素敵な散歩道ですね。

その先に急な坂(石段)がありました。
 

急坂と緩やかな坂が並んでいると、前者を「男坂」、後者を「女坂」と呼びます。いろんな所にありますね。
ここは男坂。こういう石段が東京散歩の醍醐味ですね♪
男坂を降りきると猿楽町。
江戸時代には能楽系の方が多く住んでいたのでしょう。あの東洲斎写楽も住んでいたのでしょうか?
道を南にとっていけば自然と神田神保町にでていきます。

 

古い大谷石の塀は神田女学院。
神保町へ到着前から古書店がポツポツと出てきます。上の写真はそのひとつ。店内で休憩出来るようになっていました。
ここで購入したのがカバーなしの「聞き書き・寄席末広亭」630円。


 

いろいろな店がある中で、蝶にハイエナ?みたいな顔を書いてる壁絵はギャラリーの入口にありました。
最後の写真が目的地の神田古書センターのビル。岩波ホールの横にある細長〜いビルです。らくごカフェはこの5階にあります。
(1階は司馬さんご贔屓の高山書店。司馬さんの色紙も飾ってありますよ。)