盛岡市内散歩4

中ノ橋を渡ると正面が盛岡城跡公園。その北側、進行方向では左手が盛岡の官庁街です。そちらへ少し寄り道。写真の古風な建物は岩手県公会堂(だと思います。)
ここの街路樹は「とちの木」らしくて・・・


落ちてくる実に注意、と言われてもむずかしいですよね。(笑)
この並びの裁判所の庭にあるのが盛岡で有名な「石割桜」です。



大きいものですが分かりにくいので、オジさんがうろうろしている写真を横に並べてみました。
どうでしょうか。
石割桜から盛岡城跡へとまわりました。


これまた思った以上に立派な石垣ですね。
ここから駅前へ戻る予定だったのですが、この先に「賢治の井戸」があると書かれていますので行ってみることに…。
川べりの今は駐車場になった窪地に、その井戸はありました。

賢治が高等農林3年生の時、盛岡中学に入学する弟と一緒に、この場所にあった家に下宿したそうです。
今は井戸のみが残り、その井戸水をボーリングして、上の道路まであげて「賢治の清水」としてありました。

横には立派な「ちゃんがちゃががうまこ」の賢治自筆をうつした碑があり、


夜明げには
まだ間あるのに
下のはし
ちゃんがちゃがうまこ見さ出ばたひと

ほしのぴゃこ
夜明げががった雲のいろ
ちゃんがちゃがうまこ橋渡て来る

(後略)


いい詩ではないですか!!それに、盛岡のちゃぐちゃぐ馬っ子はこの下の橋を渡るのですね。



橋を渡ると新渡戸稲造の生家跡の公園があり、立派な銅像がありました。




あまりに見事なので、後ろにまわると作ったのは、かの朝倉文夫!! 「成る程」とひとりごちした次第です。。

これを盛岡散歩の最後として駅前のホテルに戻っていったのですが、充実した朝の散歩でしたね!!