コロナの日々 5/15~5/17

5月15日(金)朝の明るさで目覚める。しかし最近目を少し病んでいて目やにがすごくてなかなか目が明けられない。朝散歩は北へ向かい大きく時計回りに歩いて稲荷神社境内に達し柏手を打つ。このコースは結構いいかも。朝食パン半枚。ご飯もないので人気の西荻カンランの広島焼きをテークアウトすることにして電話したが13時15分お渡しとのことであった。12時過ぎまで仕事し、松庵コープでお米他を買いカンランへ行く。そば入りで1050円。ついでに高橋菓子店で蓬餅の柏餅なんかも買って帰宅。午後はなぜだかNHKで中継しない衆院内閣委員会をtwitterで聴きながら仕事する。ひょっとしたら検察庁法改正の強行採決もあるかもしれないので聴いているだけで疲れてしまった。「それがこっちの思うツボ」みたいな感じだ。暖簾に腕押し糠に釘が続いて全く「真摯に回答する」という「真摯」が欠落している。森法務大臣よ、真摯を辞書で引いて書き写して委員長に提出しなさい。委員長も朗読、安倍首相は暗記すること。あ、安倍さんには「躊躇なく」も暗記してもらいたい。広島焼きと柏餅が胃袋に居残っていて夕飯を抜いた。

 

5月16日(土)8時過ぎに起床し食品トレイゴミ出し。先週間に合わなかったから2週間分たまっている。もう出した時に回収しに来た。油断ならないな。9時過ぎから雨が降り出した。朝から重なる番組は録画しつつニュース番組でコロナと検察庁法改正問題を追いかける。「ウェークアップ!ぷらす」で野村中央大学大学院教授が「日本は津々浦々までキャッシュディスペンサーを設置してどこでもお金をおろせる国になったが、とてもそれが出来ない国々がそれは諦め、いわば逆回転でスマホ決裁の逆向きの世界になった。そこで日本はレガシーを背負って後ろから追いかけないといけない国になった。今回のコロナの件でそれが露呈した、気づいた。原理主義的な考え方改めて柔軟に考え直し、ITC利活用を進めていかなければならない」と言い切ったのはうなった。コロナ後の世界はどう変わっていくのだろう。確かに教育なんて全くオンライン出来ていないし、我々の仕事は必ずしもオフィスがいらない事もわかってきたからね。朝は抜いたが昼は残っていた武蔵野うどんに生姜をたっぷり摩り下ろして食べた。美味。13時から「久米宏、ラジオなんですけど」今日のゲストは高橋源一郎で聴きながらコロナ後のことを考える。最悪失職することだってありうるな、と。外は雨が降り続いている。ここで少し内緒の行動で外出。といっても3月末以来、先週の三鷹行き以外は杉並区を出ていない。しかし吉祥寺経由で久々総武線に乗り換える際に載り間違えて気づけば三鷹駅のホームにいたんだから困ったもんだ。あ、杉並区をまた出てしまった。帰途、西荻がらしはいつまで休みか確認に北口路地を入り確認し、ついでに海南チキンライス夢飯でチキンライスをテイクアウトし歩いて帰宅した。この魅力もたまんない。夜はのんびりNHKの台湾新幹線のドラマを見る。ありきたりと言うと失礼だがそうした展開ながら見せるからたいしたもんだ。

 

5月17日(日)日曜日の朝はサンデーモーニングから。と片付けしながらやはりニュース番組を見続ける。昼はエースコックのワンタン麺を冷やしつけ麺にして食べる。片付けは進むが片付けながら散らかっていくのには困ったもんだ。14時からEテレ日本の話芸笑福亭鶴笑あたま山」が再放送される前にYOUTUBEで遊方・文華・お囃子のはやしや福での「どっかんBROTHERS」ゲスト鶴笑聴き、知っている話が多いものの感動し、Twitterで検索すると鶴瓶ヤンタン鶴笑ゲスト回見つけて聴き続ける。 

夕方、忘日舎が18時まで開けていると知り西荻まで歩いていく。しかし、少し早く閉めたようでシャッターを眺めることとなった。ではと音羽館に寄ってみるとお店は閉まっていたけれど段ボール箱に本が入っていて1冊お持ち帰りくださいと書かれてあり、それはそれはと物色し、佐藤著「逃げ 2014年全日本選手権ロードレース」(小学館文庫)を有難くいただく。店内に目をやれば作業中の店主の広瀬さんと目が合い出てきてくださり、少し立ち話をする。これこれ、こういう時間を欲しているんだよなあ。お互いの近況などを話しただけだけどいい日曜日になった気分だ。西友で小さなフライパンなど買って歩いて帰宅。さあ玉川奈々福YOUTUBE-LIVEだ。

冒頭、浪曲の基本的解説から、今回はLIVEではなく浪曲協会での録画での「寛永馬術 大井川乗り切り」・・・これが素晴らしいの一言だった。仕事が出来ない思いも込められ、また有り余った力を出し切ったような声量とそれに負けない豊子師匠の撥裁きにスマホから波動砲で打ち抜かれたように感動出来た。案外、落語よりYOUTUBE向きなんじゃないかな? 

YOUTUBE終了後は毎週お馴染みの文楽仲間ZOOMだが、女性陣は不参加でさるえ堂と大阪のTさんとでウダウダやる。私は豚肉・にら玉を食べつつ、さん助さんの独演会で昔もらった賞味期限切れのビール「独歩」を飲んで、西荻からの帰り道で買い求めた真澄樽仕込みを開けてチビチビやりながら、コロナ後の世界なんかも語り合う。終了後、ご飯炊いてなかったので駅前のコンビニまでおにぎりを買いに行ってマカダミアナッツハーゲンダッツまで買ってしまった。こういうのことわざでなんと言うのだろう。しかし、これが美味しいのよ。夜、スマホが見つからずひと騒動したが脱いだジーパンポケットも入っていたりとまたまたバタバタし、「麒麟が来る」を見て早めに寝てしまった。