灰色の空に白鳥が舞う

この週末、新聞やテレビで何度となく白鳥池を目にし、鳥―特にカワセミ―を愛する者として見学するか、と出掛けてきました。
高速を豊科で降り、JR田沢駅方面に右折、駅前で左折北上し明科を目指す。道が右側へカーブした後、最川橋へ左折、しかし橋を渡る手前の小道を左折する。わからずに行ったので、もう少しで行き過ぎるところでした。

地図の小さな池の並んでいるところが御宝田遊水地です。その横の細い道を入っていく訳です。すれ違いもままならない細い道路でしたが運良く対向車が来ず、ホッとしましたよ。
通年、ニュース等に出る白鳥池は犀川の工事中ということもあり、今日行ったのは御宝田遊水地ですが、これが思っていた以上に狭くて驚きました。こんなところ目指して白鳥はやってくるのかと・・・ まあ、ここでは餌付けしていますから、白鳥はこのあたりの犀川水系を目指してくるのでしょうね。
池の向こうには有明山が富士山の如き気高き姿で聳えており、この山の姿が好きな私はうれしくなりました♪

5,60人程の見学者がいましたが、白鳥が飛来してくる度に歓声があがります。やはり、この白鳥が飛ぶ姿というのがいいんですよねえ・・・。松本城のお堀の白鳥は飛ばんもん(笑)

「優雅」という言葉がこれ程似合う鳥はいないですね。
さあ、係りのオジさんが餌を撒きましたよ。

芋の子を洗うような混雑の中、白鳥はがつがつせず、やや岸から離れたところで成り行きを見守っているのでした。まさに「優雅」ですよ。


池から少し離れた樹の上にはトンビがこれまたジッと時を待っていました。「トンビに注意」という張り紙があり、読んでみるとパンなどたくさんの餌を持っているとトンビに襲われます!! という物騒な内容でした。こいつらも生きていく為に必死なんですね。ちなみに私は身近な猛禽類として「トンビ」も好きです。

満足して御宝田遊水地を後にして、一番近い温泉である「湯多里の神」でひと風呂浴びて帰宅しました。(この温泉は湯質がナトリウム−炭酸水素塩泉でお肌がスベスベヌルヌルと気持良くお気に入り温泉のひとつですが、露天風呂から脱衣場を眺めるようになっているのがどうも・・・今日のような夕方に入浴するとどうしても明るい脱衣場に目がいってしまうんですよねえ )