上方落語でおなじみの登場人物といえば、この題に記した喜六(きろく)と清八(せいはち)ですね。しっかりものの清八と、少し抜けている喜八のコンビは我々を「笑いの世界」に連れていってくれます。

今週土曜日が最終回の「ちりとてちん」でも主人公の徒然亭若狭の本名が「喜代美」で、同級生で成績優秀みんなの憧れの存在だったのが「清海」・・・二人共に和田姓だったので、しっかりものの清海がA子、ドジで後ろ向きの性格な喜代美がB子と呼ばれていました。

物語の舞台が福井県小浜市から大阪に移り、徒然亭草若のもとで暮らすようになりますと、喜代美は、「まるで喜六や」と喜ィ公と呼ばれるハメになりまして、ほほう、最初からこのA子B子の名前は喜六清八を踏まえての名前やったんや!!と感心もし得心もし、益々ちりとてちんの世界に入り込んでしまった訳ですな。

それと同時にカミングアウト(なんて大げさなモンやないけれど、そうそう、いつぞやの歓送迎会かで、実は痔ろうでした、とみんなの前で告白したKさんこそカミングアウトと呼べると思いますが・・・ともかくにカミングアウト)すると、私の名前にも「喜」という字が入っておりまして・・・なんや、自分も「喜ィ公」「喜ィやん」やったんや。と生まれてこのかたプラス落語が好きになってこの方気づきもせんかった事実に大いに驚いたのでした。

そんな私のもとに・・・新宿の飲み屋から「また来てね♪」というハガキがきたのですが、その宛名、つまり私の名前を見て驚愕しました!!!

こんな間違いが世の中にあるんでしょうか!!!





アラビア数字の「6」が名前に入る日本人がおるか!!

オレは喜6か!!








「喜六」の画像がないかと調べていたら宮崎県黒木本店の黒麹芋焼酎「喜六」が見つかりました。こんなハガキをもらった記念に買い求めますか・・・