青梅紀行 昭和レトロの街から

今日はタキさんに声掛けて青梅行き。
去年出版された「散歩の達人」別冊の「50歳からの東京ウォーキング」という題名見て臆したものの、恥ずかしながら買ってしまいました雑誌を参考にずんずん歩いた次第です。

但し、そのスタートは二俣尾駅という青梅から4つ先の駅でしたが、今回はその逆を歩こうという企画。なにしろ青梅から先は25分くらい待ち、ということでしてコチトラ江戸っ子でぃ!!というのは嘘っぱちですが、浪花者のいらち男なもので待っちゃあいられまへん、ということで逆からスタート目指すは二俣尾駅なり、二俣男覚悟せよとの次第とあいなりました。
青梅駅降りましてトロリトロトロ歩いてみますと、昭和レトロすなわち手書きの映画看板での町興しなのでありました。
人生至るところ青山あり
青梅至るところ映画看板あり
という具合ですわ!!


(向こうの角にある看板はクロサワ「用心棒」なんですが、わからないなあ。後で拡大版を・・・)

私なんか古い映画好きなもんで写真撮りまくりでしたが、普通の方々や如何?やはり、旅行者は60歳前後がギリギリと見受けられましたな。
あちこち(駅の地下通路からソレははじまります)の手書き映画看板は「最後の映画看板師といわれる久保板観さんが描いたもの」だそうで、なかなか心和ませてくれるものがあります。


この町には3つの博物館がありました。
「昭和レトロ博物館」「青梅赤塚不二夫会館」そして「昭和幻燈館」




(一番下の写真は「赤塚不二夫会館」入口階段のタイルです♪)
三館共通で700円。そこそこ楽しめましたね。「赤塚不二夫会館」は青梅の映画看板に感動したという縁で出来た施設、たくさんの原画やトキワ荘のモデルに写真資料も多く、思っていた以上に充実した内容!! 久し振りに「モーレツ!!ア太郎」を読みたくなりました。また「昭和幻燈館」は山本高樹さんのジオラマと板観師の看板の展示。山本さんのジオラマ荷風特集の雑誌の表紙などで何度もお目にかかっているものでした。
住吉神社にお参りしてから、青梅の町を離れ多摩川へ向かいました。急な坂道のところにあったトンカツ屋さん、これは川本三郎さんの本に出てきたお店だ!! ただ、残念ながら営業していませんでした・・・ただ、ここの雰囲気はよかったなあ・・・

目指すは「釜の淵公園」という多摩川がひらがなの「ひ」の字型に湾曲した部分にある公園です。

写真は鮎美橋からのもの、次に柳淵橋を渡り、青梅のひとつ西の駅宮ノ平駅へ・・・簡単に書いているけど、結構上り坂も多くキツかったですよ。
駅横の公園でひと休み。なんともバカ陽気なブロンズ像?が和ませてくれました。

まあ、ここからアトは明日にでも・・・