コロナの日々 如月四つ目は野方散歩

2月13日(日)三連休も今日で終わり。11時前に天気予報が雨降るかもと言っていたので、念のため傘持参してバスに乗ったら西荻窪でもう傘が必要となった。高円寺まで出て西部古書会館の杉並書友会をのぞく。今日はあまり買わないつもりだったんだけれど片手に持てる限度(それを縛りとしていた。)買ってしまう。「平野甲賀[装丁]術・好きな本来の形」にご存知山本善行「関西赤貧古本道」、原武史大正天皇」文庫では徳田秋声「爛」榊原昭二「昭和語 60年世相史」と窪川鶴次郎「東京の散歩道」に岩波写真文庫2冊と戦前絵葉書3枚(犬山城・二条城・下田風景)

待ち合わせていた岡武師匠と古書会館に出て昼飯にキッチン南海に行けば日曜日は休みで駅前広場沿いの中華食堂一番館で炒飯半ラーメンを食す。座・高円寺地下2階で開催中の柳家紫文展に立ち寄り、久しぶりに師匠の長谷川半蔵の映像に接し、早すぎた死を悼んだ。座・高円寺前から練馬駅行きバスに乗って野方駅入口で下車、岡武師匠に案内してもらい笑い地蔵(戦後笑って生きよう、とこの名前がついた由)野方文化マーケットとまわり、無垢という名の喫茶店で一服する。ここが内装含め本当にいい喫茶店で岡武師匠と共にウエイトレスさんに「いい喫茶店ですねー」と褒めまくった。その後、環七を渡り野方4丁目に耕治人の家の後を探しに行く。岡武師匠の本日の目的がこの家跡探しだったのですね。ほぼ特定し、近くの大欅のある屋敷の周りをまわったり(この家が耕の大家さんだった事が帰宅後判明)して、環七沿いのバス停から中野へ出て我々としてはシャレ過ぎている地下のバーに入りハイボールを飲んでから家路についた。

私は盛林堂書店に立ち寄り、均一台から庄野潤三「野鴨」を店内から講談社文芸文庫耕治人「一条の光/天井から降る哀しい音」を購入し帰宅。

#野方 #耕治人 #無垢