新橋から浜離宮恩賜公園へ


今日は仕事でビッグサイトへ行かねばならず、朝より外出。
さあ、その後はどこに行こうかと思案しながらゆりかもめに乗車、色々迷ったが新橋の南に広がる浜離宮恩賜庭園に行ってみることとした。
新橋から南へ歩いてスグに見えてくる個性的なビル・・・

1970年の日本万国博覧会で発表された未来のハウス・・・カプセルを組み重ねた実験的なマンションはあの黒川紀章出世作だ。これはその後に造られたものだが、もう「夢」の気配は薄汚れている外観からは推し量れないな。
(そうそう、ここを通る前に汐留の新橋停車場址やパナソニック本社ビルで開催中の板倉準三展などものぞいたのだが、その辺はまた今度)
たどりついた浜離宮はこんな感じだった。

元鷹狩り場であったこの地を6代将軍家宣がここを将軍家別邸として「浜御殿」と名付けたことかはじまる雄大大名庭園。その後皇室に管理は移り、南北戦争時の北軍将軍にして第18代大統領ユリシーズ・グラント明治天皇と共にこの地に遊んだ。
今や汐留のビル群まで借景に取り入れている!!!
そうそう、ここは入汐式庭園です。海の庭園なんですよ。これも他にはそうないですよね。
はっきり言って将軍家の庭園だけに規模が違いますな。岡山の後楽園や熊本の水前寺公園も平伏してしまうのではないでしょうか?

この庭園には鷹狩り用の池がふたつあったり、馬場跡まであるんですが、それは機会があればまた紹介しましょう。
この日はその後、銀座に出て有楽町まで歩きまして、展示会のウロウロも含めると・・・21,201歩も歩いてしまいました。
そうそう、有楽町交通会館の本屋で人だかりがしていて誰がサイン会しているのかな?とのぞけば小室哲哉でした(笑)