新宿末廣亭7月上席夜の部は松之丞人気で大入満員

 

残業ぜずに仕事を切り上げて同僚と共に新宿三丁目へと向かった。同僚は元々お笑いが好きで以前には末廣亭渋谷らくごなんかに連れていって喜んでもらっていたのだが、某所へ転勤となってしまった。ところが転勤先の部署毎東京に異動になって舞い戻って来て、また行きましょう!と今日の日を迎えた。めでたい。

7月上席夜の部は夏恒例の松鯉先生怪談のトリの会で中入り後くいつきに松之丞が出るもんだから大人気でtwitterでも末廣亭自身が「19時の回からは入れないこともあります。」なんてツイートしている騒ぎ、どんなものだろうと18時40分過ぎに三丁目駅から末廣亭に到着すると、まだ行列も大したことはなく、寄席の人に今入ったら座れますか?と尋ねたところ「大丈夫ですよ」との返事、「じゃあ19時の回で並んでいても座れますか?」と重ねると「大丈夫ですよ」と同じ返事がかえってきた。有り難いが商売熱心じゃあないね。でもその対応気に入りましたよ。って訳で19時少し前には入れてもらえたのがナント2階席でございました。

 

桃太郎 ぜんざい公社

お中入り

松之丞 鼓滝

ねづっち 漫談

談幸 町内の若い衆

喜楽・喜乃 太神楽

松鯉 番町皿屋敷

 

「『ぜんざい公社』長過ぎんだよ」と物申すご老体もおられたが桃太郎には裕次郎歌ってもらいましょうや。中入り後は受けに受ける松の字に満足し、懐かしいねづっちに笑い(客席からのリクエストは選挙と七夕 選挙のオチ綺麗だったな まあ、ここでなら書いてもいいか島根県鳥取県を結ぶと解きます。そのココロは・・・山陰線 うまいでしょ!?)、江戸前談幸を御馳走様と味わって、太神楽は80半ばになる喜楽師の進行に拍手を送り、松鯉先生の皿屋敷に聴き入ったんだから元はとれて貯金が出来たね。2階から見ると照明に浮かび上がる松鯉先生の怖さは3割落ちってところかなあ。でも一見の価値はありですよ。

並びのホルモン横丁で打上げして少し高いなあ~と悩みながら帰ったら、家に着く頃になって、そうか付き出しが500円近くするんだと納得した夜だった。

 

 

 

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