『銀瓶の 日本橋亭でぎんぎん! vol.3』

ほぼ満員の入りで始まりました。


笑福亭 瓶成 「 い ら ち 俥 」

笑福亭 銀瓶 「 七 度 狐 」

笑福亭 銀瓶 「 天  災 」

中入り

笑福亭 銀瓶 「 帯  久 」


まずは初めましての瓶成さん、元気なのがいいですねえ!! まあ、そういう意味では「いらち俥」はニンにもあったものだと思いますが、また違う話も聴いてみたいですね。
そうそう、CSフジ版の「すべらない話」に出たそうですよ。

次に、銀瓶さん登場!! 舞台「焼肉ドラゴン」が朝日舞台芸術賞グランプリ受賞おめでとうございます!! その舞台は見られなかったけど、もし再演があれば是非見たいなあ、と思っています。
さあ、「七度狐」・・・東の旅のネタは大好きなのでニコニコしながら拝聴・・・成る程、石を投げて狐にあたったという設定で入り訳ですね。ほうほう、と聴いていくうちに喜六がいつまでも尼寺でべちょたれ雑炊を食べ続けていて、面白い構成だなあ、と思っているうちにそのことがオチにつながっていって、ビックリしました。
「天災」では「竹内のおじさん」という言葉で自然と一門の総帥6代目松鶴師の顔が浮かんでまいりましたなあ。
中入りを挟んで、大ネタの「帯久」
大坂瓦町の呉服屋の盛衰を描ききったこのネタ、中だるみすることなく語りつくされました。まるで大阪フェスティバルホールでの談春師の「芝浜」の情熱を日本橋亭で返したたような、大熱演に興奮しました。
いや素晴らしい!! 銀瓶さん!! また聴きに行かせてもらいます!!!
(次は佐々木裁きや猫忠が聴きたいなあ・・・) 

本年最初の落語会は大興奮のうちに終了・・・神田駅まで上方落語につつまれて歩きました。




そうそう、銀瓶さんのCD・DVDが発売になりました。

私はCDを買い求め、帰宅後早速聴いてみましたところ、意外にも春蝶師に声質が似ていて驚きました。