大阪へ文楽を訪ねて

この土日は文楽で大阪入り。仮名手本忠臣蔵を三分割にした真ん中を見に土曜早朝に飛んだのだ。同行はさるえ堂こと佐藤氏。余りに早朝便だったので五・六段目は夢とのフュージョンと相成ったがそれもまた気持ち良し。七段目は勘十郎の遣う由良之助が良く、 藤太夫の平右衛門と津駒太夫のお軽が合っていて楽しめた。急遽、第3部レイトショー「国言詢音頭(くにことばくどきおんど)」も見ることにしてチケット購入。
これが凄い作品で後々の南北「盟三五大切(かみかけてさんごのたいせつ)のイメージの源泉となった大坂曽根崎新地での薩摩武士による惨殺事件をそのまま描いたスプラッター文楽! おまけに本水使用ですよ。来年是非東京公演で再演をお願いしたいものだ。
さて翌日はさるえ堂に何処か行きたい?と訊けば、「安倍首相がG20でスピーチした大阪城天守閣のエレベーターを見に行きたい」との洒落たご要望で炎天下大阪城行き、久々の大阪城良かったですよ。
まあ、その他旭堂南湖先生の講談教室やら散歩やら盛り沢山でありましたが、これにてお時間、読み終わりでございます。