「行き便でトラブルあれば帰り便でもトラブルあり」

9月ラストの土日月は大阪にいました。老母が一人暮らししているので月1回は帰阪しようとし、そのついでに大阪の寄席や文楽その他も楽しもうと思っているのですが時々本末転倒、どちらが主体やわからんと怒られる時もありますな。

少しでも旅費を安くとマイレージを使って飛んで帰る事が多いのですが、今回は久しぶりで深夜高速バスで帰ってみました。3列シートで5,000円程安いですかね。高円寺の常連の居酒屋のお祝い事に顔出してから初めてのバスタ、10時20分発で大阪駅前に6時半くらいには到着しました。梅田から石橋(10/1から石橋阪大前と駅名が変わります)に着き、出ようとしたらSUICAが不足でチャージしようとして、そこで財布がない事に気づきました。えらいこっちゃ。不足分だけ支払ってバスも小銭で乗ってなんとか帰宅。9時を待ってバス会社に連絡し、折り返しの連絡を待ちます。・・・来ました!「お尋ねの落し物ですが、、、バスを探しましたところ、、、財布は、、ござい」と一昔前のクイズミリオネア級に気をもたせてくるのです。この最後の「ござい」でもひと呼吸置かれた時にはたまりませんでしたね。そして「ました」と続き、ホッとしましたが、バスは今八尾営業所にありますと、八尾まで行かねばならなくなりました。大阪府の北から南へ1時間はかかります。イメージ的には荻窪にいて急遽綾瀬に行かねばならなくなった感じかな。大阪駅から大和路ライナーで天王寺経由久宝寺駅から普通に乗り換え、八尾の次の志紀駅で下車し、バス営業所で無事財布と感動の再会を果たしました。

土曜日曜は池田で開催された第11回社会人落語日本一決定戦の予選・決勝に出ている知り合いを応援して楽しみ、日曜夜は天満天神繁昌亭で桂雀五郎独演会を堪能しての、月曜夜、さて帰ろうと空港までのタクシーを呼ぶと3社電話してどこも今車がない、というではありませんか。慌ててバスと電車を乗り継いで空港に向かったものの予約していた便に乗り遅れてしまいました。なんとか最終便が取れて東京へまいもどって着ましたが、今回の帰阪は乗り物に振り回されてしまいましたよ。まあ自業自得なんですけどね。