しょっちゅう吉祥寺は通っているけれど、こうして歩くのは久し振りでしたね。


写真左はサンロードから伊勢丹に向かって歩いている時に撮影したものですが、正面の東急のガラス調タワーは昔からありましたかね?

伊勢丹新館7階にある武蔵野市立吉祥寺美術館へ「土門拳写真展 日本のこころ」を観に行きました。感動したのが入場料100円だったこと!! 今時100円なんて入館料はないですよね。確かに展示スペースは小さめかもしれませんが、十分に見ごたえのある美術館でしたよ。

土門拳いいですねえ。 今回は婦人公論の表紙に使われた女優と古美術シリーズに目をひかれました。また、仏像は10点以下でしたが、改めて巨大なサイズに焼かれた土門拳の仏像写真と対峙すると、その迫力に圧倒されます。
飛鳥大仏のアルカイックスマイルの大写しにわずかに残る金の美しさや、法隆寺救世観音の不気味さ・・・

私のささやかな夢のひとつは山形県酒田市の「土門拳記念館」へ行くことなんですよね。
A4サイズの室生寺弥勒堂 釈迦如来坐像左半面相(昭和41年撮影)を500円で買い求め家路につきました。


武蔵野市立吉祥寺美術館で2月11日(月・祝)まで開催されています。

http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/