桂文我40代ラスト落語会東西南北上方落語旅ネタ大集合


東の旅 往路


桂 二 乗  東の旅発端


桂 文 我  奈良名所


笑福亭呂竹  煮 売 屋


桂 歌之助  七 度 狐


桂 文 三  軽  業


桂 宗 助  うんつく酒


桂 文 我  常大夫儀大夫


桂 文 我  鯉津栄之助


中入り


前田憲司×桂文我  対談「伊勢参りについて」


桂 しん吉  三 人 旅


笑福亭生喬  尼 買 い


桂 文 我  宮 巡 り


3部構成の第1部 11時から14時までの3時間で11席+対談・・・中々にタイトでしたね。
師を含めて8名の噺家さんのリレーということで「色が変わる」ことで聴き続けることが出来ました。これが延々と文我師ひとりだったらと考えると…ちとしんどい。(Twitterで3部までずっと会館にこもっていた人の話を読みましたが、「10時間も落語聴くもんではない。」「2部がおして、3部との間に20分程しかなく夕食抜きとなった」と、修行のようですね。笑)


文三師の「軽業」が本日第1部の秀逸でございました。

二乗さんの「東の旅 発端」の叩きも聴いていて心地の良い立て弁でしたよ。(しりとりの部分も聴きたかったなあ・・・)

「奈良名所」やら「尼買い」やら埋もれてしまう噺はやはりそれなりの問題がありますね。面白ない、とか今の時代にはキツいとか…それをどう今風に甦らせるか?が必要ですわな。おいしいカヤク・クスグリを付け加え、いらん部分を削ぎ落としていく事が必要でしょうねえ…。
今も生きている、そしてやはり面白い噺である「煮売屋」「七度狐」「軽業」が前半に固まっているのもこういう企画では不運ですね。