文楽三昧 素浄瑠璃と文楽公演

今度は文楽三昧ときたか。そんな名前の本がありましたね。「文楽ざんまい」、亀岡典子さんの著作だ。10年くらい前、文楽熱再発の際に読みました。

さて、わたしの文楽三昧ですよ。

金曜日は高円寺のちんとんしゃんで素浄瑠璃の会で、この日は豊竹芳穂太夫・鶴澤友之助の床で「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」劇場の床下より近い手を伸ばせば届く近距離で浴びた義太夫は素晴らし過ぎてまいりました。三味線の見せ場もちゃんとあるいい段でしたねえ。終わってからの打上げも楽しくまたもや飲みすぎました。そこでは何故だか「タマカタン」と呼ばれていましたが・・・

昨日2/9は国立劇場小劇場での文楽2月公演、今回は1部の菅原伝授はパスして2部3部と拝見、文楽は見に行くか、聴きに行くか、と訊かれれば後者を言いたいところですが、今はやはり見に行くですかね。2部は「新版歌祭文 野崎村の段」「傾城反魂香 土佐将監閑居の段」後者が1月大阪公演と同じく竹本津太夫改め六代目竹本錣太夫襲名披露狂言で床に呂太夫が出てきての口上付き、3部は「傾城恋飛脚 新口村の段」「鳴響安宅新関 勧進帳の段」 「勧進帳」がようやく見られたのが良かったですね。詳細は後日追加するとして、この日は終演後に麹町の中華料理屋に玉助さん夫妻とご一緒したのです。仲間も大喜びで忘れられない夜となりました。

国立劇場 令和2年2月文楽公演

https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2019/22101.html?lan=j