仕事で東急青葉台の方に出掛けておりまして、昼過ぎに終わりましたので青葉台からあざみ野で横浜地下鉄に乗り換えまして桜木町へ・・・
大観覧車を背にしてほんの少し歩くと・・・
「横浜にぎわい座」
ー一週間のご無沙汰でした♪ との「ロッテ歌のアルバム」の名司会でお馴染みだった玉置宏が館長をしているそうですが、そこへやってきました。上方落語を聴きに・・・
毎朝、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」を観て出社するというのが、もう落語モードですよね。それもあって何年かぶりの落語モードに突入していますよ。
まあ、松本では落語モードへの突入は所詮無理ですしね。その前に東京に居住していた時分も自制して「東西落語研鑽会」ぐらいしか行ってなかったんですが・・・
林家市楼 開口一番
桂 福矢 打飼盗人
桂団朝 寄合酒
桂文福 相撲場風景
中入り
笑福亭鶴二 道具屋
桂春団治 親子茶屋
入りますと、林家市楼は終わっていて、2番手の桂福矢でした。この福矢という人はこのところ立て続けに聴いていますね。今年3回目かな? 天満天神繁昌亭・池田アゼリアホール春団治まつり とね。
この人がやっていたのは初聴の「打飼盗人」・・・
『泥棒がアタリをつけた家に夜中に忍び込むと、あったハズの家具調度品が全くない家でした。住人の大工は1週間程前から慣れぬ博打に手を出して、昨日スッカラカンになってたんですな。「昨日までは家具も調度品もあったんですわ」と言う大工に、泥棒は「そんなコトではあかんやないか」と諭したがために、逆に質屋に入れた道具箱を出すために、泣き付かれてお金を恵むことになってしまうのです・・・』
あとに続いて・・・桂団朝(米朝門下)「寄合酒」 桂文福 これが合いも変わらず和歌山ネタと相撲ネタ・・・最後に少しだけ「相撲場風景」、お仲入りの後、笑福亭鶴二が「道具屋」、トリが桂春団治「親子茶屋」・・・やはり春団治はよかったね。上品で味があって、東京にもファンが多いようですよ。何て言ってるのかよくわかりませんでしたが「ヨッ○○!!」と掛け声がかかっていました。
上方落語といえどもほとんど満員の入りでそれにも気をよくして東横で渋谷に出て帰ってきた次第です。