京の噺家 桂米二でございます。 in東京

図書館に本を返しに行ってから、深川江戸資料館へ上方落語を聴きに行ってきました。

第11回の「京の噺家 桂米二でございます in東京」

桂 二 乗  「阿弥陀池


桂 米 二  「ご近所の掟(くまざわあかね作)」


桂 宗 助  「蔵丁稚」


桂 米 二  「親子茶屋」


中入り


桂 米 二  「はてなの茶碗








初めて地下鉄半蔵門線で行ったこともあり、地上に出てから道に迷ってウロウロしましたよ・・・
ここで落語会がしょっちゅう行われていることは知っておりましたが、やや遠いので遠慮していたのですがなかなか立派なホールですなあ・・・こりゃ素晴らしい!!

落語の方はといえば、グングン腕を上げている二乗さんの「阿弥陀池」が開口一番でした。全く心配するところなく、はっきりした口調で笑いをとってましたなあ・・・。これからが楽しみな方のお一人です。

続いては米二師の「ご近所の掟」 京阪の高座ではよくかけられているようです。社宅でのペット騒動を扱った新作です。なかなか面白い作品でした。ただ、あの家族はこのまま社宅に住み続けられたのだろうかと心配事が残る噺でもありますなあ・・・

宗助師「蔵丁稚」 この間、米団治師で聴いたばかりですが、比較すると宗助さんの方が子供がかわいいですよね。芝居はどちらもうまい!! 結構ながい噺ですから、この噺が終わることには客席に満腹感が漂ってきました。

米二師「親子茶屋」 米二師の「親子茶屋」は始めてですな。渋ちんの親父がよう描けておりました。ただ、疲れから睡魔が襲ってくるのです。

中入り ロビーで母親に「もう疲れたあ・・・帰りたい」という女の子がいました。(笑)

米二師「はてなの茶碗」 いやあ、よかったですね。時の帝が「雅子にも(その茶碗を)見せてやりたい」と言われたのには大笑いしました。茶金さんが1,000両であの茶碗が売れた、と言った時の油屋の表情がなんともいえずよかったですなあ・・・ いやあ満腹満腹


歩いて永大橋を渡って帰ろうかな♪なんて考えておりましたが、終演が16時半になり、もう薄暗くなったものですから大江戸線で帰りました。